鉄骨は正しい溶接をしていないと危険

 最近は鉄骨の建物でなくても木材と鉄骨を組み合わせて使うことが多い。特に大きなはりなどを使う場合には木材が少ないのでほとんどが鉄骨を使っています。
 この鉄骨の話ですが、よく聞かれることで、鉄を接合する場合、溶接よりもボルトでつないでもらった方が安心ですねということです。たしかに見た目には、ボルトで締められたものは剥げたり、取れたりしないが、溶接したものはどうも取れそうで不安な気もします。
 しかし、これは見た感じの話で、いったん取り付けた溶接は、そう簡単に取れたり剥げたりしないものです。私も何度か実験に立ち合ったことがありますが、鉄筋の先棒などでも溶接し、それを引っ張り試験や、まげ試験にかけてみると、決して溶接した個所から折れたりまがったりすることはありません。これは何度やってみても同じである。特に最近は溶接棒や、溶接技術も高くなっているので間違いありません。

スポンサーリンク

 ところが、だいぶ前のことですが、鉄骨の工事現場の監査に立ち会っていたとき、溶接したところの溶接かすがほとんど取り除かれていない建物にぶつかったことがあります。溶接には、ガス溶接と、電気溶接がある。建築の工事ではほとんど電気溶接ですが、電気溶接の場合は溶接した部分の上にかならずかすが附着しています。溶接したあとにはかならずこのかすを取りのぞき、溶接が正しくなされているかどうかたしかめて見るのが当然のことなのです。かすを取りのぞくのには、鉄の棒かハンマーでたたいて取る必要がありますが、人手がなかったので省略したということでした。
 これをたたいて溶接かすを取りのぞいて見ると、溶接のあとがまことに悪い形をしています。うまい溶接は、ちょうど小さな波のような型をして、溶接の厚みが平均化しています。へたな溶接は、この波にむらがあったり、凹凸があったりします。極端に悪いものになると、接合部分に穴があいていたり、溶接した部分にかすが入り込んだりしています。
 溶接した部分に穴があいていたり、ジャンかと称されるかすが入り込んでいるような溶接では、いつ剥げてしまうかわかりません。溶接をする場合は、資格検定試験を受けて合格した者が行うことになっているのですが、試験を合格したものが行ったのか、見習いが行ったものかわからないがあぶない溶接もたまには見られるので注意したい。

住まい暮らし生活
地盤の悪い土地は高くつく/ 北向きに傾斜した土地は病人をつくる/ T字型道路の突き当たりの敷地/ 歩道橋の近くの敷地は危険/ 川や崖地の近くの敷地は危険/ 冬でも日当りを良くするための敷地の広さ/ 敷地を買う前に専門家に相談しましょう/ 部屋面積の二倍が建物の延べ床面積になる/ 家の広さはどれだけあればよいか/ 寝室は専用の方が安眠できる/ 収納スペースはできるだけ多く/ 主婦の労働を軽減するダイニングキッチン/ 狭い住宅に応接間は不要/ 老人の住まいは洋式に/ 基礎がしっかりしていないと床が浮く/ 床の換気は十分に/ 家庭用マンホールが壊れているものが多い/ 基礎と土台はよく繋いでおかないと危険/ 軒や庇の出が少ない建物は早くいたむ/ 地中に入る鉄筋は土に接すると早く腐食する/ 建物の寿命/ コンクリートの軒や庇は落ちやすい/ 陸屋根の雨漏りは簡単に修理できない/ 建物内に作った雨樋は建物を痛める/ 鎹は根元までしっかり打たないと役にたたない/ 一方向にしか向いていない筋かいは役に立たない/ 丈夫な方づえは家を壊す/ 金物を使わない建物は地震に弱い/ 鉄骨は正しい溶接をしていないと危険/ 通路に面して屋根の屋根の流れをつける場合は雪止めを付けないと危険/ 上の階にピアノなどの重い物を載せるのは危険/ 野縁の材料が悪いと天井が落ちるので危険/ 手すりの幅は子どもの頭より細くしないと危険/ 窓の格子は付けないににこしたことはない/ 輸入材は性質を調べて使わないと建物の痛みが早い/ 建具の手抜きは子どもがケガをする/ 畳は便所の床より汚れている/ 結露は仕上材で防げる/ 白い天井は子どもの知育を遅らせる/ 子供部屋には化粧壁を使わない方がよい/ 色壁は人間の感情を左右する/ 壁の色を選ぶときは薄目の色を選ぶ/ 室内の換気口はプロパンガスでは下に、都市ガスでは上に/ フードの正しい付け方/ 手抜き排気筒は事故のもと/ 風呂場での心臓麻痺はなぜ多い/ 蛍光灯は二本一緒につけないと目が疲れる/ 暗い部屋でテレビを見ると目が疲れるのはなぜ/ 配管ミスは病気を招く/ 排水が凍る場合はトラップの水も抜く/ 和風便器は痔や卒中の原因となる/ 陸屋根は天井高を高くしないと夏暑い/ 流しの隣りにコンロ台を置くのは危険/ 屋根の断熱材はどこに/ 騒音は住宅内でも防げるか/ 地震の時は間仕切り壁に近づかない/ 地震のときの逃げ場と危険な家具の配置/ 鉄筋コンクリートの建物は地震に強いか/ 台風や地震のときはガラス窓は危険/ 台風の多いところでは、屋根の形や構造に気をつける/

      copyrght(c).住まい暮らし生活.all rights reserved

スポンサーリンク