子供部屋には化粧壁を使わない方がよい

 最近の家族形態は夫婦に子供二人というのが一番多い。昔は夫婦に子供五人とか、多い家庭では子供十人とか、あちこちに見られました。現在の人口統計を見ると、夫婦に子供一・九六人となっているようです。これから見ると、夫婦に子供一人という家族が大半でしょう。
 子供が少なければ、子供に手のかかる率が少なくなるので主婦は大変楽なのでしょうが、一人の子供にだけに手をかけすぎるので、母親に対する依存度が高く、もやしっ子ができやすい。最近は大学生の入学式や卒業式に親のついてくるのはあたりまえのようになって来ましたが、それどころか会社の入社式までついて来る親も多くなって来たという話です。まったくあ然とせざるを得ません。

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 これらの子供などはまず小学校の入学式になると新しい机や椅子を買ってやり勉強部屋まで追ってやる家庭もあります。最近の机や勉強部屋はいたれりつくせりです。いまの子供用机は、直接照明器具がついていることはもちろん、温度計、温度計、時計、鉛筆けずり、本棚と、ほんとうにいたれりつくせりです。椅子も回転椅子が常識、なんと昔の重役さんより立派な机が多い。私にも今年一年生になった子供がいたので机を買いに行ったら、その品種の多いことと、デコレーションの多いことにはまことにびっくりさせられました。どうせ子供などというものは、いくら附属品がついていてもすぐ壊してしまうものです。私たちにも小さいとき、ラジオや時計をかならず組み立てるからなどといって分解してしまったが、結局組み立てなおすことができないで、すててしまった思い出があります。壊すことのないような子供は、探求心のない子供でだめである。また一人でなんでも作ることのできない子供もだめです。いっぱいいろいろのデコレーションがついているより、自分で工夫して取り付けることを考えさせるようにした方がよい。私の子供にもずい分せがまれたが、結局あまりデコレーションの付いていないものを買ってやりました。今では結構それで楽しんでいます。
 子供部屋についても同じです。大人の感覚で子供はこんなものを好むだろうということで部屋中を模様だらけにする人がいます。大人の部屋ならともかく子供部屋に模様などいらない。そのうち自分でいろいろの紙を張り付けることをおぼえます。いやになったらまたはがせばよい。それら自分でやらせる。最近は、その辺に張り付ける紙が、お菓子を買っても、本を買ってもついてきます。子供はこの紙を張りつけるのが楽しみなのである。汚れるからやめなさいとか、見えないところに張りなさいなどといっても聞くものではありません。
 あいにく、私の家では子供部屋がないので共通に使っています。ふすま、タンス、机、紙の張れるところにはすべてこのわけのわからぬ紙が張ってあります。最近は張るところがなくなったせいか多少張る量が少なくなってきたが、またそのうち一番小さいのが張り出すことでしょう。別にはがしもしないでそのままにしておいてやっています。やはり模様は自分で張ったり作ったりするのが一番楽しそうです。子供には、なにもかも親がしてやるより、自分でさせるのが大切でしょう。そのためには、子供部屋に初めから模様など付てやらないことです。むしろ自分でいろいろと工夫して模様をつけても大丈夫なようにしておいてやれば一月もしないうちに部屋の中はにぎやかになるはずです。ただ子供も大きくなるにしたがって趣味も変わってくるので、そのときに簡単に壁や床が張り替えられるか、または張ったものが簡単にとれるようにしておいてやることが大切です。

住まい暮らし生活
地盤の悪い土地は高くつく/ 北向きに傾斜した土地は病人をつくる/ T字型道路の突き当たりの敷地/ 歩道橋の近くの敷地は危険/ 川や崖地の近くの敷地は危険/ 冬でも日当りを良くするための敷地の広さ/ 敷地を買う前に専門家に相談しましょう/ 部屋面積の二倍が建物の延べ床面積になる/ 家の広さはどれだけあればよいか/ 寝室は専用の方が安眠できる/ 収納スペースはできるだけ多く/ 主婦の労働を軽減するダイニングキッチン/ 狭い住宅に応接間は不要/ 老人の住まいは洋式に/ 基礎がしっかりしていないと床が浮く/ 床の換気は十分に/ 家庭用マンホールが壊れているものが多い/ 基礎と土台はよく繋いでおかないと危険/ 軒や庇の出が少ない建物は早くいたむ/ 地中に入る鉄筋は土に接すると早く腐食する/ 建物の寿命/ コンクリートの軒や庇は落ちやすい/ 陸屋根の雨漏りは簡単に修理できない/ 建物内に作った雨樋は建物を痛める/ 鎹は根元までしっかり打たないと役にたたない/ 一方向にしか向いていない筋かいは役に立たない/ 丈夫な方づえは家を壊す/ 金物を使わない建物は地震に弱い/ 鉄骨は正しい溶接をしていないと危険/ 通路に面して屋根の屋根の流れをつける場合は雪止めを付けないと危険/ 上の階にピアノなどの重い物を載せるのは危険/ 野縁の材料が悪いと天井が落ちるので危険/ 手すりの幅は子どもの頭より細くしないと危険/ 窓の格子は付けないににこしたことはない/ 輸入材は性質を調べて使わないと建物の痛みが早い/ 建具の手抜きは子どもがケガをする/ 畳は便所の床より汚れている/ 結露は仕上材で防げる/ 白い天井は子どもの知育を遅らせる/ 子供部屋には化粧壁を使わない方がよい/ 色壁は人間の感情を左右する/ 壁の色を選ぶときは薄目の色を選ぶ/ 室内の換気口はプロパンガスでは下に、都市ガスでは上に/ フードの正しい付け方/ 手抜き排気筒は事故のもと/ 風呂場での心臓麻痺はなぜ多い/ 蛍光灯は二本一緒につけないと目が疲れる/ 暗い部屋でテレビを見ると目が疲れるのはなぜ/ 配管ミスは病気を招く/ 排水が凍る場合はトラップの水も抜く/ 和風便器は痔や卒中の原因となる/ 陸屋根は天井高を高くしないと夏暑い/ 流しの隣りにコンロ台を置くのは危険/ 屋根の断熱材はどこに/ 騒音は住宅内でも防げるか/ 地震の時は間仕切り壁に近づかない/ 地震のときの逃げ場と危険な家具の配置/ 鉄筋コンクリートの建物は地震に強いか/ 台風や地震のときはガラス窓は危険/ 台風の多いところでは、屋根の形や構造に気をつける/

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