風呂場での心臓麻痺はなぜ多い

 風呂場での心臓麻痺は老人特有の病気かと思っていたら結構最近は老人ばかりでなく子供も青年も風呂場で心臓麻痺になり死亡しています。この心臓麻痺は特に子供の一人風呂や、老人の一人風呂に多い。風呂の中に入ったまま心臓麻疹を起こしてしまうと助かる命も助からなくなってしまいます。そのまま水の中に入って同時におぼれてしまうためでしょうか。
 この心臓麻疹というのはなぜ起きるのでしょうか。プールでも同じように心臓麻痺を起こす例はかなり多い。これは急激に冷たい水に入ってそのショックで心臓が止まってしまうためです。そのために普通の人などは水に入るまえに、かならず準備運動をして、頭から水を少しずつかけ、身体全体に水をかけてから、一度静かに水に入ってそれから水泳をするように小さいころからしつけられてきています。それでも湖水などの水の温度変化の激しいところでは心臓麻痺を起こす人がいます。

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 家庭の風呂の場合はどうかというと、別にそのようなことはあまりききません。おそらく、尻を洗って風呂に入れということはしつけられても、身体に湯をかけて準備運動をしてから湯舟に入れとはあまり教えられない。たまに銭湯や温泉に行って見ると腕白予備などは尻すらも洗わずにいきなり入ってきます。
 銭湯や温泉の場合はまだまわりの温度が比較的高いので問題はありませんが、セソトラルヒーティング(中央暖房)をしていない家庭では、調査によると、脱衣場で冬になると零度近い気温となっています。人間の体温は三十六度前後、風呂の快適温は人によって多少違うが四十二度前後、体温と風呂の温度差は六度前後でしかないが、この脱衣場で脱衣をしていると、どうしても身体が冷えてしまいます。
 身体の内部温度と表面温度との差がわずかしかない場合には問題も少なかろうが、この寒い場所での衣服脱ぎは身体の表面温度を急激に低下させている。この温度が低下されたまま、寒い寒いといって風呂場の浴槽の中にいきなり入ったのでは心臓麻疹が起きるのは当然のことでしょう。やはりどんなに寒くても、いきなり浴槽の中に入らないように少しずつ身体にお湯をかけ静かに入ることを小さい子供の頃から教え込んでおく必要があります。そして、脱衣場にも暖房器を置き急激に身体が冷えることをさけるべきです。

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