中高層住宅では流産しやすい

 ある報告によると、最近高層住宅団地で主婦の流産率を調べたら三階に住む主婦が一番多く、次に四階、二階、一階、五階の順になっているといいます。この調査は、福島県で行われましたが、以前にも東京で同じ調査が行われ、同じ結果が発表されました。
 なぜかというと、三階の人は階段の昇り降りが一番はげしく、次に四階、二階の順に昇降の際の激しさがあるという結論に達しています。たしかに、私も高層住宅の三階に住んでみたことがありますが、どうしても昇り降りが多くなり疲れがはげしい。四階になるとさすが昇り降りに疲れるので安易に下に降りてこなくなり、どうしても降りなければならないようなときは、他の用事とまとめて降りるように、注意するようになります。

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 これに似たことで、私は小学校の児童の遊びについて調べたことがあります。最初は都心部の小学校で調べて見たのであるが、一階、二階、三階、四階の各階で子供の遊びがどのように変わってくるかということです。まず、学校が休み時間に入ると一階の子供たちはほとんど外に出て遊ぶ、遊び方の行動半径も比較的大きい。二階の子供がこれに次ぐが、三階の子供となると半分以上が休み時間になっても外に出ようとしない。もちろん四階ではほとんど外に出ようとしない(注、実際は四階建ての小学校は地方条例で禁止されているので数は少ない)都市部だけかと思って地方都市、農村部までも調査に行って調べて見たが、やはり同じ現象を見た。都市部は学校の高層化が早くから行われているので、このような傾向が強い。これは学校だけにかぎったことではない。高層の住宅団地でも同じことです。上の階の子供はどうしても外に出るのがおっくうになります。そしていったん外に出るとなかなか家に帰らない。単に帰らないぐらいで外で遊び回っていればよいのですが、車に追われ遊び場がないので友達の家に行ってもとじこもりがちとなり、つい遊びも室内遊戯が中心になってしまいます。ますます運動不足の子供が増える。肥満児が増えている昨今やはり考えなければならない問題の一つである。家相の科学によると「妊婦の人のいる家は、「少しの造作(ふしん)も大いに凶し。殊に、かまどの築替上塗など堅く忌(いむ)なり」という家相の言葉があるがこれなどはさきに書いた高層建築の住宅における三階建ての住人の流産率が高い話と同じ理由からでしょう。

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