高さのある家具は部屋を狭くする

 家具面積の理想は部屋の広さの25パーセント、つまり1/4くらいという目安がありますが、面積さえ狭くすれば家具の高さはどうでもいいか、といえば、これはとんでもない話です。
 ひょろっと背の高い単品家具が置いてあったりすると、圧迫感を覚えて、部屋全体が狭く感じられるのです。
 部屋の広さは平面はもちろんだが、立体で考えないと、いくら広い部屋でも狭くなります。それが証拠に同じ面積の部屋でも、天井が低いと狭く感じるものです。
 いまある天井を高くするというのは物理的に不可能なのだから、ここは逆発想で、家具類をできるだけ低く押えればいい。背の低い家具で室内を統一すれば、安定感がでてくるので部屋は広く感じます。
 たとえば壁面にゆとりがあるなら、2mの高さの単品家具を一つ置くより、高さ1mの単品家具を二つ並べて置いた方が、収納量も同じで部屋は広く感じられるのです。地震にも安全な上、物の出し入れもしやすい。
 ただし、壁面の全部をユニット家具などで床から天井まで揃えてしまえば、ユニットが一つの新しい壁になるから、室内がすっきりします。そのため部屋は決して狭くは感じないのです。

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 家が狭い、でももうこれ以上スペースを広げるわけにはいかないし、とあきらめる前にちょっとした工夫であなたの部屋はまだまだ広くできます。その工夫の一つに視覚的に部屋を広く感じさせる方法があります。壁や家具の色になるべく白っぽい色を使うと部屋は広くなります。マンションの壁が、たいてい、白っぽくて柄も無地に近いものが多いのは、無難であると同時にこの視覚的効果を狙っているのです。
 洋服でも白っぽい色は膨張色で太ってみえるが、濃い色では圧迫感を感じるのと同じことです。
 ただし、白といっても純白は緊張感をもたらし疲れる色だから、オフィスには適するが住まいには向きません。人間はふつう、自分の肌に近い色がもっとも安らぐともいわれており、白でもオフホワイト、クリーム色、グレイ系の色、ベージュ系統が住まいには向いています。
 家具も同様で、濃い茶色の家具が好きだからといってローズウッドやウォールナット系統を注文する人が多いが、スペースに十分なゆとりがあるならともかく、狭いスペースでは重厚すぎて狭苦しい印象を与えてしまいます。
 ほんのわずかのスペースに、家具だけ重厚なものが並ぶと、家具ばかり重々しく、まるで家具置場のようになってしまい、かえってこっけいです。

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