子供部屋に個室をとると不便につながる

 子供部屋を独立してとりたいという声をよく聞きますがが、はたして狭いスペースの中でリビングルームを小さく押えたり、一家の主人がほしがっている書斎を犠牲にしてまで子供部屋を作る必要があるでしょうか。
 子供が一人の場合、親がどうしても子供部屋を作ってやりたいと思うなら、寝起きができて、勉強机が一つ置ける程度の最低限度のスペースでたくさんだし、数人の子供がいる時は、各自の勉強コーナーを作るだけで、あとは一部屋で共同生活を送らせた方が、しつけを考えたうえからも、一人に一部屋ずつを与えるよりもはるかにいい。

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 ぜいたくにスペースをとった子供部屋を作ると、高価な家具が置かれたり、小学校も高学年になってくると、テープデッキやステレオなどを置いて、子供は部屋にとじこもるようになる。こうなると親と接触する時間が少なくなり、しつけ面でも行きとどかなくなる。子供はなるべく家族と一緒にいる時間がたくさんある方がいい。
 どうしても子供部屋を独立させるのなら、寝起きと勉強している時以外は家族と接しているようにする。これが子供部屋を作るときの考え方のポイントです。
 また、散人の子供がいるときは、一人一人にわずかの独立したスペースを与えるより、一人一人には必要最小限のスペースをとって、残りを全部一ヵ所にまとめます。
 もし、そのような子供だけの遊び場がとれないようなら、居間を広くとって、そこを子供の遊び場にあてます。
 これは欧米の家族ではごく当り前の考え方なのです。
 また、子供は精神も肉体も、日々刻々とどんどん成長していくもの。それにあわせて家具などを買っていたのではきりがない。したがって子供部屋はあくまでも、仮りの住まいと考えて、あまり家具類にお金をかけないことです。ある建築家は、子供用の家具などは極論すれば、ボール紙製で十分だといっているほどです。
 子供部屋は仮りの住まいだという考え方に徹すれば、もちろん子供の年齢にもよりますが、子供が巣立っていった後の部屋の転用も考えておくべきで、北欧では子育ての時期は子供に個室を与えても、子供が巣立った後は、主人の書斎に使うという例が多い。
 主婦室にしてもいいし、老人室にしてもいいが、とにかく、いずれは改造することも考えていたほうがいい。決して子供をなおざりにするわけではないが、住まいは住まいを作った夫婦のものであって、子供のものではない。だから間取りも子供中心に考えるのはおかしい。子供のために広いスペースをとったり、高価な家具を置いたりするのは、私は逆に子供のためにもならないといいたい。

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