押入れの徹底利用法

 和風寝具を出し入れするための押入れなら、必要不可欠なものかも知れませんが、押入れが物置になっているのはもったいない。押入れの寸法は奥行が90cm、間口が1m80cmというのがもっとも多いが、狭い部屋でこれだけのスペースがムダに使われているのならぜひ改良すべきです。
 手っとり早い方法は押入れを洋服タンスとして利用する手で、まず押入れにとりつけられている中段はそのままにして、上段の天井近くにパイプを渡して、そこに長いコート類以外の洋服をすべて吊るようにすればいい。洋服は60cm幅があれば十分に吊れるから、手前の方にパイプをつけておけば、奥の30cm幅は既製のボックス家具を入れて、ハンドバッグ類も収納できます。下段には物が出しやすい収納タンスか、すのこにキャスターをつけるなどして、とにかく出し入れが手軽にできるようにしておくのがコツです。

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 子供のいる家庭では、押入れを利用して二段ベッド、あるいは勉強コーナーを作るとスペースが有効に使えます。押入れの中段を利用して、そのまま二段ベッドにする場合は、ハシゴをとりはずし式でひっかけて使えるようにして、使用していない時には扉をしめる工夫をしておけばすっきりします。扉は通気も考えて、ルーバーのスライディング式が最適でしょう。枕元には自由に首が動くブラケットをとりつけると便利です。
 また逆に室内に二段ベッドを置き、押入れのスペースをそのまま勉強コーナーとしても利用できます。この場合は押入れの中段をとり、壁紙を貼って仕上げます。間ロ1m80cmいっぱいの天板を作り、引き出しユニット家具を三組おいて、その間に椅子を入れれば、二人分の勉強机ができます。机の上部には吊り戸棚をつけ、その下に照明をとりつけたり、スタンドを置けばいい。日曜大工でもできる押入れの改造法です。
 リビングに接している押入れなら、中段をとれば、長椅子くらいは置けるから、それだけリビングルームのスペースが広く使えます。また押入れをコーナーとして利用するには、吸音ボードを貼りめぐらせば、立派なオーディオルームにもなります。
 もう一つ、半既製の作り付け家具を押入れにはめ込んでしまう方法もあります。
 これは建材メーカーが売り出したもので、天袋、洋服ダンス、整理ダンス、寝具入れなどを自由に組み合わせたり、寸法も調節できるというもの。これはいままでの既製の家具と違って、半既製になっているから、部品を持ってきて大工が仕上げるという仕組み。したがって、押入れにピッタリとすき間もなく体裁よく納まるのが利点といえます。
 また、押入れタンスの既製品にも便利なものがあり、奥行90ccmの引き出しの中央に仕切りがついていており、さらに取手の部分の仕上げが前後ともおこなわれているので、手前に夏物、奥には冬物と分けて入れておけば、衣替えの時にも引き出しをひっくり返して納めるだけですみます。

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