単品家具を統一させる方法

 高さや奥行、色や材質まで違う単品家具がゴチャゴチャ並んでいるのは部屋を狭苦しくします。だからといって家具を全部買い換えるのはもちろん無理。それならば、少しでも家具に統一感をもたす工夫をするしかありません。たとえば一つだけ背の高い家具がとび出してしまうなら、家具を二つに分け、低い家具にして窓下に置く。タンスを二つに分ける場合は、下の方には台輪はついていますが、切り離した所には天板が必要で、逆に上の方は天板は必要ないが台輪をつけねばなりません。これは素人では無理で、家具屋の仕事になります。
 また三点セットの中の一つが痛んでダメになったら、次に新しく買い加える家具は、できるだけ目立たない単純で無個性なものがいい。以前のものが装飾的であればあるほど、それに新たに装飾的なものを買い足したときのバランスの悪さは全く手に負えません。
 さらに徹底したやり方は、家具に凹凸があろうと高低があろうとかまわず並べてしまい、ブラインドを吊ったり、スライディングドアを取り付けたりして全体をおおってしまう方法です。
 またスペースに余裕があったら、部屋の片隅に家具をまとめて出し入れしやすいように配置し、スライディングドアを前面に吊って、即席のウォークインクローゼット(衣装室)とするのも一つの考え方でしょう。

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 喫茶店などで鏡を上手に使っている店に入ると、いかにも奥まであるようで広々とした感じがします。このように鏡をうまく使うと、狭いスペースも広く感じさせられます。
 欧米でも鏡を効果的なアクセサリーに使っている例をよく見かけます。絵を飾る要領で、鏡を額縁に入れて玄関に飾っておくのも、実用と装飾を兼ねて効果的でしょう。玄関のつきあたりの壁をすべて鏡にしてしまうのも空間が広がる鏡の使い方です。
 ただ部屋の中に鏡を使う時は、よほど上手に使わないと、いつも自分が鏡に映っているようで、部屋の中にいても落ち着かなくなってしまう。
 また部屋に大きな鏡がある時は、鏡をおおうように天井からロールスクリーンを吊ったり、オーガンジーのデリケートなカーテンでかくすのも利口なやり方です。
 窓と反対側の壁に鏡をつけると、もう一つの窓があるような雰囲気も演出できますが、これは案外テクニックのいる装飾法です。
 どちらにしても室内に鏡を使う時は、ブロンズ、あるいはグレーペンといわれるスモークガラスを使うとよいでしょう。これらの鏡はふつうの鏡のようにハッキリ映らないので、部屋に落ち着きをもたらします。
 スペースが狭ければ、家具はできるだけ少ない方がいい。とはいっても必要なものは必要です。そこで、一つの家具でいくつかの役割をはたすものとか、使わない時はスペースをとらない家具などで解決する方法があります。
 兼用できる家具にはマット寝具、ソファーベッド、リビングダイニングセットなどがあります。マット寝具は和室向きの寝具とソファーの兼用、ソファーベッドはリビングルームに置けば、来客用の予備室がとれない時など、ベッドに早変わりするから便利。リビングとダイニングの両方を兼ねられるセットはLDKが12畳以下のスペースの時の必需品です。本当にゆったりしたスペースで二つのセットを置くつもりなら16畳はほしいところだからです。
 兼用できる家具のほかに、使わない時にはコンパクトになってスペースをとらない家具がありますが、これらの家具はよほど使い方を上手にしないと、せっかくの折りたたみ式を折りたたまないままに放置し、その間を人がぬって通るというケースが現実に多い。
 さて、これらの家具には、コンパクトになるエクステソション、収納棚に組み込まれてしまうホールディングテーブル、壁に組み込んでしまうホールディングベッド、また椅子にも折りたたみ式、スタッキング(重なる)チェアなどがあります。

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