高齢者向けリフォームプラン

高齢者のための住宅リフォームで最も望ましいのは、高齢者の自助自立を支えるリフォームです。ある人は、このままでは高齢の祖母の運動量が減り筋肉が衰えるばかりなので家をリフォームすることでなんとかならないかと考え、祖母のためのリフォームを計画しました。そこで第1に挙げたポイントが、祖母が自由に家の中を動き回れることでした。つまり、いたわるリフォームではなく、家の中を歩き回れて筋肉を鍛えられるリフォームを目指したわけです。従来の高齢者のリフォームプランというと、とにもかくにも使いやすいこと、動きやすいこと、動きは少なければ少ない程よい、とされてきました。しかしそれは、この家族の求めていたものとは違いました。そこで家の中で自由に動き回れる回転動線、つまり住宅の居住性を指標で家の中を人が移動するのを示す線を導入しました。これで祖母の筋肉を鍛えるということです。次のリフォームポイントは、祖母が何度か白内障の手術を受けていて、視力が弱くなっていることに対する対策です。そこでまず、家の中をできるだけ明るくすることにしました。整理整頓をして、床に物を置かないようらして、電話のコードや電化製品のコードなど通行に邪魔になりそうなコードは全部天井に上げることにしました。最後のリフォームポイントは、家族が共同生活する空間にふさわしい家にすることです。みんなが集まる居間と、家族のプライバシーを確保するための個室をはっきり分けることにしました。高齢者への配慮が、他の家族の犠牲の上に成り立つのでは意味がありません。お仕着せのプランでは役にたちません。それぞれが、より快適な暮らしを実現するために、プランニングには十分時間をかけたいものです。

住まい暮らし生活

      copyrght(c).住まい暮らし生活.all rights reserved

スポンサーリンク