壁紙の掃除

もともと壁紙は16世紀のフランスで、装飾用として使われたもので、大理石模様が世界的にヒットしました。素材はやがて絹などの布に代わり、今ではビニール系が主流になっています。ビニールクロスなら水拭きや洗剤拭きをしても問題ありませんが、水拭きでない布や紙製のクロスを使用している場合は、普段からこまめに乾拭きをし、目立つ汚れは消しゴムなどでこするしかありません。クロス張りの壁紙の汚れを消しゴムで落とすのは大変です。ごく小さな汚れならともかく、広い範囲の汚れはどうしょうもありません。クロスの壁紙は、プロでも完全に落とすのは非常に困難です。ここでは塩化ビニール樹脂の壁紙や、アクリル樹脂などの化学繊維壁紙を対象にした掃除法の説明をします。布製の壁紙には凹凸があり、ここに汚れが溜まります。それに比べるとビニールクロスの表面は完全な平面に見えますが、細かな凹凸も多く、そこに汚れが入り込んで蓄積します。意外に汚れが落ちにくいのはそのためです。掃除機の先をブラシに替え、普段からこまめに掃除していれば、埃も溜まらないのですが、溜まってしまったら、まず掃除機で黒ずんだ部分を丁寧に吸い取る。目に見えない埃が薄らと溜まっていることもよくあることです。洗剤を使い汚れを落とす場合は、弱アルカリ性の住宅用洗剤や、中性の風呂掃除用洗剤を使います。ゴシゴシとこすってはいけません。泡立てた洗剤をスポンジなどに含ませて、汚れの部分を叩き洗いましょう。さらに、ズックブラシなどで洗剤を泡立てて、汚れをかき出します。ブラシに汚れが付着したら、きれいな布で汚れを拭き取り、また汚れをかき出す。その作業を繰り返しましょう。キッチンの壁の場合は、汚れは主に油です。弱アルカリ洗剤で落ちない時は、クリームクレンザーに変えてみましょう。汚れの原因によって洗剤を変えることも必要です。

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